初任給40万円!? ついに中国が日本人学生を”爆買い”する時代が来た

あなたの初任給はいくらでしたか?

思っていたより高いですか?

低いですか?

日本の学部卒の新卒者が初めて社会に出て働いてもらえる給料はだいたい20万円前後です。これ、世界的に見て高いのでしょうか、低いのでしょうか。

参考:世界の平均年収 国別ランキング・推移

2016年のデータによると日本は19位、トップのスイスは85,000ドル(935万円)で2倍以上の差があります。

日本人学生が中国企業に爆買いされる時代がもうすぐそこまで来ている

HUAWEI(華為:ファーウェイ)日本の求人、日本では異常?

初任給:40.1万円

これは今年の三月にリクナビに掲載された中国企業のHUAWEI(華為:ファーウェイ)日本の新卒初任給の金額です。日本では学部卒の初任給はだいたい20万円前後ですので、この給与がいかに高いかお分かりでしょう。

この条件に交通費、残業代、賞与がプラスされる。賞与が100万円(年一回)、残業代が5万円/月とすると、初年度の年収はざっと650万円ほどになります。

新卒一年目でこの年収です。日本企業であれば順調に行って40歳前後でこの年収に到達できるレベルでしょうか。ちなみに私の今の年収はこの半分くらいです。

参考:リクナビ2018華為技術日本株式会社

HUAWEI(華為:ファーウェイ)とは?

HUAWEIは中国の広東省シンセンに本社を置く中国を代表する通信機器メーカーです。

最近では日本でもSIMフリーの携帯端末やタブレットなどで店頭で見かける人も多いかと思います。モバイルWIFIルーターでもWiMAXではHUAWEIの端末が使われていたりするので、なじみの深い人も多いはず。

中国HUAWEI(ファーウェイ)の新卒の初任給はいくら?

では中国HUAWEI(ファーウェイ)の新卒者を対象にした初任給はこれよりも高いのでしょうか。実際にHUAWEIが大学訪問した際の就職説明会で説明した年収を学生が暴露した記事が載っていた。

参考:大学訪問で学生が明かしたHUAWEI中国の初任給(※中国語)

これによると、学部卒の1年目の年収は28.8万元(460万円)、税込みの月給が18,000元(288,000円)、それにプラスして決算賞与が72,000元(1,152,000円)という給与水準です。

中国でも決して安くはない給与水準です。

私が中国にいる時、新卒で入った会社の初任給が1万元

私が中国で大学を卒業し、はじめて現地の日系会社に入社したときの初任給は手取り1万元+住宅手当2,500元(4万円)の計20万円でした。2007年のことです。

それから3年、2社目では手取り2万元(32万円)でした。それから3社目に手取り23,000元(368,000円)になりました。

その頃、4月になれば日本のテレビで放送される「賃上げの春闘」を見て、「え、日本企業って毎年ベースアップで数千円しか給与が上がらないの?」と思っていました。いま、日本に帰ってきてそのあまりの給与の低さに愕然としている自分がいます。

 

もしあなたが中国で働きたいと思ったらリクナビNEXTなどの転職サイトに登録するのも一つの方法です。ここから中国にビジネス展開をしている企業を探し出し、将来、中国に赴任の可能性のある求人を探してみてもいいでしょう。

月給1万元(16万円)程度ではもはや人が集まらない今の中国

中国では毎年約700万人の新卒者が社会に出ます。人材市場を見てみると、私がいた上海ではどちらかと言うと人手不足というよりは人あまりの状態でした。

ただ、中国では大学を卒業しているだけでエリート扱いです。もちろん苦労して大学を卒業した彼らのプライドも高く、いい会社(知名度があり、給与が高い)に就職したいという思いは日本人学生と一緒です。

私が中国を離れる2015年のときは中国人の同僚でも毎月の給与で1万元をもらっている人は少なくありませんでした。院卒などの研究職になると3万元(48万円)、4万元(64万円)もらっている同僚もいました。

人件費が安い中国なんてのはもはや昔の話。

人材を安く買い叩いている日本企業

日本の物価に対して日本のサラリーマンの給与は低すぎます。初任給の目安となる月給20万円程度では日々の生活を送るだけで精一杯。貯金なんてまったくできません。節約をしてもある程度、物価単価が決まってしまっている日本では限界があります。

実際に優秀な人は日本企業に残らず、ほとんどが外資企業に行っています。私のようなどちらかと言うと落ちぶれ者にとっては年功序列のある(あった?)日本企業はいい受け皿になっていると思いますが、これでは優秀な人が日本企業に残らず、悪循環です。

私も中国に10年以上いましたが、正直、ビジネスをするしたたかさは日本人よりも中国人のほうが上だと思っていますし、仕事に対するハングリー精神を比べても中国人のほうが優秀です。

中国経済はこれからも伸びると思いますし、今までは人件費の安さを求めて中国に工場を建てていましたが、そんな時代はすでに終わりを迎えています。逆にこれからは力をつけてきた中国企業が日本の安い人件費を求めて日本に工場を建てたり、日本企業よりちょっと高い給与を条件に優秀な人材を安く買い叩いていくのでしょう。

 

私が働いているいまの職場でも年中人手不足に悩んでいます。それもそのはず、パートは最低時給しか出さず、正社員もよくて年収400万円でしょう。社長曰く、「○○市の平均より年収設定を高めに出している。これで人が来ないほうがおかしい」と言っているのだからおめでたい。

 

※為替レートは1ドル=110円、1元=16円で計算しています。

※この記事は詳細なデータに基づいておらず、あくまでも私自身の肌感覚で感じたミクロな視点で書いていますので予めご了承ください。

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