【老後不安】長生きがリスクになる時代、下流老人にならないために老後(60歳)までにいくら貯金すればいいの?

ニュースなどでは「人生100年時代」とよく耳にすることが多くなってきました。仕事は60歳(65歳)で定年を迎えます。ではあと40年もの間、収入がなくてどうやって「第二の人生」を過ごしていけばいいのでしょうか?

あなたは老後に不安がありませんか?

あなたが60歳になったときに「お金がぜんぜん足りない!」なんてことにならないように、いまから老後不安を無くすためにどうやって準備していけばいいのでしょうか。

年金がもらえない世代、これからは長生きがリスクになる時代

私は長らく海外生活をしていたことで年金を払っていなかった期間が免除期間含め10年以上あります。私のように数年間、もしくは10年以上のフリーター期間があった人はこのままだとほぼ間違いなく将来は「下流老人」になってしまいます。

老後の貯金は3,000万円必要と言われている根拠は?

私たちが老後になったときに、人並みの生活を送るためにいったいいくらぐらいの貯金が必要なのでしょうか。

よく近所の本屋に行くと「老後資金は3,000万円必要」と書かれている本が少なくありません。ではこの老後資金3,000万円って数字、どこから来ているのでしょうか?

夫婦二人の基礎年金と夫に支給される報酬比例年金
月額238,125円 【67,017円+67,017円(基礎年金)+104,092円(厚年・報酬比例)
成熟時における標準的な加入年数 40年 標準報酬月額の平均 367,000円

引用元:資料V-1-1 モデル年金月額の推移 厚生労働省

このデータによると、一ヶ月36万円の収入があり、かつ40年の厚生年金加入期間がある人のデータとなっています。実際に働いてみると分かるのですが、標準報酬月額が367,000円ってかなり高いですよね。昨今、30代の平均年収が400万円とも300万円とも言われている時代、この数字にはなかなか届きそうにありません。さらにこの収入から保険や税金などが引かれていくので、可処分所得(自由に使えるお金)はもっと低くなります。

では年金収入が月額約240,000円に対して支出はどれくらいでしょうか。総務省統計局の世帯属性別家計収支(2人以上の世帯)によると65歳以上の消費支出が249,063円となっています。もう既にこの時点で赤字ですね。しかもこのデータは65歳の持ち家率が94%となっていますので、マイホームを持っていることが前提のデータになっています。老後になっても賃貸生活だったら目も当てられませんね。

この収入から非消費支出(保険や税金)などを引いた金額が実際の手取り金額になるので、その手取り金額(大体18万円ほど)ー消費支出25万円=7万円を貯金から崩して生活していかなければいけなくなります。

仮に95歳まで生きるとしたら、

7万円*12ヶ月=84万円*30年(65歳~95歳)=2,520万円

これだけで2500万円も必要になるのですね。

フリーター期間があった場合は年金がいくらになるのか

年金定期便という国からの死刑宣告書を受け取ったお話

この記事でも書きましたが、私の場合、年金を納付していなかった期間が10年以上もあるので、35歳のときにもらった年金定期便によると65歳からもらえる年金の見込み額は月97,300円しかありません。

収入が10万円弱しかなく、支出が消費支出が25万円もかかってしまっては毎月15万円の赤字です。もちろん65歳になって独り身ではなく、今のまま結婚していた場合は妻の年金収入も加味されますが、それでもおそらく25万円には届かないでしょう。

では単純に収入10万円で支出25万円の生活を送るためにはいくら必要なのでしょうか。

私の場合、5400万円の老後資金が必要、貯金するためには?

10年以上、厚生年金を払っていなかった私のようなケースの場合、老後資金だけで5400万円も必要なことがわかりました。

5,400万円、気が遠くなる数字ですね。安月給でろくに貯金できていない今の職場だけの給与に頼っていては間違いなく貯金できません。

仮に給与だけで貯金していくとすると、5,400万円ためるには残り社会人生活を25年で計算した場合、年間で216万円が必要になり、毎月18万円の貯金をしていかなければいけません。

これ、いまの手取り給与と大差ないんですけど? 私に死ねと?

投資信託の複利があればどうだろうか?

毎月の貯蓄だけでは到底目標到達は無理そうなので、もう少し現実的な数字に落とし込んで見ましょう。いま積立投資をしている投資信託であればどのように運用すれば目標到達できるのか計算してみます。

計算にはこちらの生活や実務に役立つ計算サイトを利用させていただきました。

仮に投資信託の利回りが年率4%、投資元本が1,500万円だとすると、28年後には複利の恩恵により計算上は4,500万円になっています。足りない1,500万円については25年かけて貯金していけば退職金と合わせて実現不可能な数字ではありません。年間60万円貯金していけば、25年で1500万円になります。毎年ボーナスを全額貯金していけばそれほど無理な数字でもありません。ボーナスを前提にしていると言う前提がそもそも無理な話では……

ちなみにいま私は36歳ですが、2017年の今年に入ってセゾン投信を使って積立投資信託を始めました。

【2018年7月】完全ほったらかし投資のセゾン投信、15ヶ月が経過したので評価額と利回りを大公開!

できれば30代前半から「お金に働いてもらう」という感覚を身に着けておいたほうがいいですね。サラリーマンの生涯年金が2億円と言われる中、その2億円から老後のために3000万円を貯金するのはほぼ不可能でしょう。だからこそお金に働いてもらうのです。

お金で苦労しないために、自分の身は自分で守る時代に突入した日本

もちろんこれらの計算は色々と実際のシミュレーション通りに計算されていないので、参考しかなりませんが、今のままではどう転んだって赤字になることは間違いなさそうです。

自分が老後になったとき、貯金もなく、家族もいないとなると待っている未来は「飢えによる孤独死」しかありません。

95歳まで生きるつもりはありませんし、私たち世代の年金が65歳から支給されるとも限りません。支給額は今よりも確実に少なくなっているでしょうから、場合によっては上で試算した9万円も貰えない可能性が高いです。

 

国も会社も頼りにならない、こんな日本でどうやって将来に希望を見出せばいいのでしょう。

希望も見出せないいまの日本ですが、少なくてもお金に関しては自分の身くらい自分で守れるように準備しておきたいですね。

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