給与明細書で引かれている税金、ちゃんと目を通していますか?

 

給与明細書の税金、見たことないということに驚き

「給与明細書、保険料でいくら払っているのか知らない」

という同僚の一言にびっくりしました。以前、給与から天引きされている保険料があまりに高く、納得がいかなかった私は会社の総務部に直訴した結果、社会保険料の等級が実際よりも高めに設定されており、余分に社会保険料を支払っていたことがありました。

サラリーマンの社会保険料、もしかしたら多く払っていませんか?

これにより、控除される保険料が下がり、手取り金額が若干増えました。もちろん社会保険料を多く払っていれば、将来もらえる年金も多くなります。社会保険料を多く払うことはデメリットだけではなく、それなりにメリットがあるのも事実です。

ただ、私は30年後の貰えるか貰えないか分からない年金よりも目先の手取り給与のほうが大事です。手取りが増えた分だけ投資に回すことができるからです。

※普通の会社では社会保険料を少なく設定することはあっても(これもしてはいけませんが)多く天引きすることはありませんので、あまり気にする必要はありません。

給与明細書の内容について

給与明細書は以下の画像のようになっています。みなさん、給与をもらったら嬉しいと思いますが、下の画像の枠で囲ってある部分、よく見たことありますか?

この部分(健康保険/厚生年金/介護保険/雇用保険/所得税/住民税)は社会保険料などの税金で、私たちサラリーマンはこれら税金が給与から強制的に引かれて(天引き)最終的に差引き支給額(手取り額)として銀行口座に振り込まれます。

いくらくらい引かれるのかと言えば、ざっと給与額面の20%ぐらいです。例えば30万円の額面であれば6万円引かれて、手取り額は24万円になる計算です。

基本給が異常に低いとブラック認定?

私が転職した会社では能力主義で給与を決定する、という社長方針で基本給が低めに抑えられています。私の給与の基本給は10万円台前半です。私もこの会社に入社する前は「色々と手当がついて福利厚生もしっかりしてそう」と思っていたのですが、実は基本給をあえて低く設定する方法はブラック企業が良く使う常套手段でした。

この基本給、低いと何が問題なのでしょうか。

基本給から決められる「ボーナス(賞与)」と「退職金」

よく「ボーナスは基本給の何か月分」という話を聞きますが、基本給が一番影響するのはずばりボーナス(賞与)でしょう。

ハローワークなどで「ボーナス昨年度実績3ヶ月」という求人広告を見て、「お、良さそうな求人見つけた!」と思うのは早とちり。

例えば

基本給25万円で賞与三ヶ月の場合、賞与は75万円

基本給10万円で賞与三ヶ月の場合、賞与は30万円

ボーナス(賞与)の差はなんと45万円にもなります。

基本給はなかなか下げられないが、その他手当ては簡単に下がる

日本の法律(労働契約法)により、基本給はなかなか下げることが出来ません。

第九条 使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更することにより、労働者の不利益に労働契約の内容である労働条件を変更することはできない。

出典:労働契約法 独立行政法人労働政策研究・研修機構

基本給を下げることは難しいですが、その他手当てを下げることは難しくありません。例えばマイホームを購入したから家賃手当てを無くした、のように手当ては簡単に下げることが出来ます。

うちの会社では「職能給(スキル・能力手当て)」という名前で基本給と同じくらいの手当がついていますが、これも社長が頑張っていないと増えないばかりか、減る可能性だって大いにありえるのです。中小企業の社員は社長のさじ加減一つで給与が大幅に変わる可能性があります。

税金はどうにもできないが、基礎知識は知っておくべき

日本で暮らしていく以上、日本の法律で決まっていることは守らないといけません。私たち生活の中では消費税や贈与税など色々な税金があります。その中でも給与明細から毎月引かれている税金は一番身近な、目に見える税金となります。

今月も社会保険料これだけ引かれてた、とちょっと税金に対して意識を向けるだけもしかしたらちょっとお得に生きることが出来るかもしれません。

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