投資を始めてみたい、と思う人は多いと思います。でも何から始めればいいのか分からないと感じる人も多いでしょう。私もそんな一人でした。
投資を何から始めればいいのか分からなかったので、まずは運用益に対する税金がかからないNISA口座の開設をきっかけに投資の世界に足を踏み入れたのです。
2017年は米国株(ETF)をはじめたい
私が米国E株投資を始めようと思ったきっかけは以下のサイトで運用されている内容を読んだことです。残念ながらバフェット太郎さんのように毎月40万円も新規で余剰資金を準備できないため、最初はSBI証券のNISA口座で米国ETFを積み立てていくところから始めようと思います。
参考 タイトルバフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略)いま米国ETF積立が熱い!この波に乗り遅れるな
熱いといっても個人的に熱い、というレベルですが、いま米国ETFの積立(手動)が(私の中で)流行っています。米国ETFを含む米国株の魅力はなんと言っても
- 株主還元を第一に考える企業経営体質
- 米国株は一般的に年に4回(四半期ごと)に配当を出す
- 毎月、配当を出す米国企業もある
- 毎年、増配(配当金額を増やす)している企業が多い
- コカ・コーラやVISA、マクドナルドなどの世界的有名企業に小額から投資できる
などが挙げられます。この中でも私が米国株(ETF)投資をする目的はずばり「(四半期ごとの)配当金狙い」です。日本企業であれば一年間に1回だけの配当ですが、米国企業であれば通常、1年間に4回も配当があります。
さらに高配当ETFで有名な米国ETFである【PFF】は毎月配当金を出しています。つまり、年間で12回も配当金をもらうことが出来ます。さらに驚きなのが、このPFFの配当金の年率リターン(収益)が税引き前で6%弱にもなること。銀行の定期預金の年利が0.1%なので、その差はなんと60倍にもなります。
米国株を買うための問題は安くない買付手数料
SBI証券の場合、米国株を買うための買付手数料は約定代金の0.45%で、上限手数料は21.6ドルです。少し前まで米国株を取引するならマネックス証券と言われていた時代でしたが、ありがたいことにSBI証券の手数料も安くなり、マネックス証券と同水準となりました。
しかもSBI証券も特定口座で米国株取引が出来るので、確定申告などの面倒な作業がなくなったことにより、米国株取引を始めるにあたって敷居がだいぶ下がりました。さらにSBI証券のNISA口座の場合、米国ETFの買付手数料が無料となるため、気軽に買っていくことが出来ます。
NISA口座の積立内訳(2017年1月~)
以下、先月からNISA口座で積立を開始した国内インデックス投信の内訳です。
- ニッセイ外国株式インデックスファンド 20,000円/月
- 三井住友・DC外国債券インデックスファンド 5,000円/月
- レオスーひふみプラス 10,000円/月
【2017.9.14 追記:】日本のインデックスファンドを中心にNISA口座で積み立てていましたが、2017年5月くらいからSBI証券を利用して、手動(米国ETFはまだ自動積立に対応してないため)で米国ETFの積立を始めました。それでもNISA枠は年間で120万円の限度枠があるので、毎月のようには買えません。
【NISA】2017年上半期の運用リターンは+6.13%(分配金込み)
2017年2月から購入してきたNISA枠の運用額もすでに91万円ほどになり、2017年のNISA枠は残り28万円ほどになりました。
NISA枠は1年で投資できる金額の上限が120万円なので、2017年は自動積立の投資信託を粛々と買い付けしていくのみです。2018年の1月にまた120万円のNISA枠がリセットされるので、2018年以降は米国ETFを中心に買い付けしていく予定です。
買い付けしていく米国ETFは基本的に毎月の分配金狙いで高配当ETFのPFF(iシェアーズ米国優先株式ETF)、VOO(バンガードS&P500ETF)を中心とする予定です。分散投資で色々と手を出すのも一つの方法だと思いますが、銘柄が多くなればそれだけ管理も面倒になるので、投資資金が少ないうちは銘柄を絞って投資していくほうがよさそうです。
これ以外に米国ETFからの分配金が4,517円入ってきましたので、トータル損益は+56,079円となり、運用益のリターンは+6.13%になっています。その中でもひふみプラスの貢献が大きく、ひふみプラスだけであればリターンは+8.85%になりました。
【2017年NISA】米国ETFの投資結果はどうなった?
2017年3月からはじめた米国ETF投資ですが、2018年を迎えた今、投資結果はどのようになったでしょうか。
結果を見ると、嬉しいことに含み益が出ています。高分配の米国ETF【PFF】はインカムゲインを目的とするETFのため、値上がりはほぼありません。その代わり、2017年はPFFの分配金だけで8,604円いただきました。利回りで考えると残念ながら【VOO】と【VYM】に圧倒的に負けています。
2018年はポートフォリオから【PFF】を外し、不況に強いとされるディフェンシブ銘柄の米国ETFをポートフォリオに組み入れていく予定です。
SBI証券を使った米国ETFの買い方
この記事を読んで米国ETFを買ってみようと興味を持った人もいるかもしれません。米国株をはじめ、外国株を買うには証券会社の口座を開設する必要があります。いまではマネックス証券や私が使っているSBI証券などのネット証券会社を使って売買するのが主流です。

SBI証券を使った米国ETFの買い方を記事にあげていますので、参考になれば幸いです。
コメントを残す