妻と住宅展示場に足を運び、営業のせいでマイホームを買う気力が失せてしまったお話

 

身近な人がマイホームを購入すると自分も買いたくなってしまう心理

つい先日、マイホームを購入した親戚の家で家族を呼んだお披露目会がありました。新築庭付き一戸建て、家の中はソーラーパネルで賄われる電気、最新の防犯設備、賃貸生活の我が家(アパート)には無い大きな浴室+浴室乾燥機と、終始、いいですねー、羨ましいですね、という驚きと発見の連続でした。

こんな住宅販売の営業はだめだよね、という参考例

羨ましい限りのマイホームを見せられ悶々と過ごした数日後、「ちょうど近所に住宅展示場があるから行ってみよう!」という妻からの提案で住宅展示場に行って来ました。

今回は残念ながら(?)、住宅展示場で説明をしていただいた営業の対応によって、そのハウスメーカーの住宅を買うかどうかの決め手になりました。そして今回説明いただいた営業がかなり客に対して不快感を与えてしまうような方でした。以下、ダメな営業の具体例。

自分のことしか話さない

「実は私も最近マイホームを買いまして(←聞いてない)」

「マイホームを買ったきっかけは結婚でした(←だからあんたがいつ結婚してようが私たちには関係ない)」

「年齢が年齢なので銀行からローンを借りるために結構苦労しましてね(←だから(ry )」

自分も過去営業をしていましたが(どちらかと言うとダメ営業)、営業の仕事はお客様のニーズを引き出し、そのニーズを満足させてあげること、と以前の上司から口をすっぱくして言われました。自分のことしか話さない、自分の会社の商品説明しかしないのはダメ営業の典型である、とも教えられました。そこらへんのさじ加減は確かに難しいですが、初対面で相手のこともわからない状態で、自分のことしか話さないのはダメ営業の典型でしょう。

相手のことを聞きすぎる(プライバシー侵害で訴えるぞ)

「お仕事はどのようなお仕事でしょうか? 建設関係ですか? もしかして○□建設ですか?(←職場まで問い詰めるか、ふつー)

○○さんの年収はどれくらいですか?(←お前に関係ない)」

「それくらいの年収であればローンは何歳くらいから~(←だからお前に関係ないだろ)」

「私と○○さんと同じくらいの年齢のときにローンを組みましてね。(←(ry)

自分のことしか話さないのもいけませんが、相手のことしか聞かないのも問題です。お客の中には自分語りが好きな人もいますが、そういう人でも「質問の仕方」によっては気分を害してしまいます。相手のことを聞くのはいいですが、相手のニーズ(何に困っているのか)につながるような質問をしなければなりません。上記のような相手への単純な興味本位の質問は、初対面でするべきではない質問です。そもそも不愉快です。

押し付けがましい営業トーク

「うちのメリットは地震に特に強い○○加工を採用しており、この技術はわが社だけなんですよ。ここ大事ですからよく覚えて帰ってくださいね。(私たち、セミナーを聞きに来たのではないんですが?)」

「この説明を聞いてだんな様はどう思いましたか?(御社の技術はすばらしいって言って欲しいのかな?)」

学校の授業じゃないんだから、何を聞いて何を思うかは客の自由でしょう。それを「ここは大事なので」などと客に押し付けるのは正直、営業のセンス無いな、と思わざるを得ません。せっかく商品はすばらしいのに、営業のせいで客の購買意欲を低下させるのはまさに営業失格です。

過剰な訪問営業はノー!(プライバシー侵害(ry )

私も今回、初めて住宅展示場に足を運んだのですが、アンケート用紙を書かされるのは理解できます。その後にポストに関連広告が山のように届くのも分かります。ただ、広告一枚だけを持参し、自宅まで訪問営業してくるのは正直常識はずれだとしか思えません。しかも休日の夜の時間帯をわざわざ狙っての訪問はもはや確信犯でしょう。正直、びびりました。土日も働いている人がいると言う人の立場を考えられない、自分本位な行動の典型

家賃を毎月払うのはもったいない、という営業は信じるな

よく「家賃は資産にならないので払い損だ」という営業がいますが、マイホームを購入したことによって発生するランニングコスト(継続的に発生する費用)は見落としがちです。これらランニングコストは自分で少し調べればすぐに計算できるのですが、住宅メーカーの営業はあまり話題にしてきません。

基本的に彼らは物件を売った後は買った人がローンに苦しもうが、自己破産しようが関係ないのです。売ったもん勝ち。

そんなわけで、我が家のマイホーム計画はしばらく保留

ダメ営業のせいで、というわけではありませんが、そんなやり取りがあってか、マイホーム購入の意欲が完全になくなりました。そもそも妻は常々、「マイホームなんて堅苦しい。隣に気に入らない人がいたら嫌だし、ご近所づきあいも面倒。一生ヤドカリ生活で充分!」と言っているほどマイホーム購入には反対派。旦那である自分だけがアバウトにマイホームに憧れている現状です。

「マイホーム vs 賃貸」 問題はよく取り上げられる話題ですが、住宅購入にかかる費用や、ローン金利(低金利と言ってもまだ1%前後)などを調べていくと気持ちはどんどんと賃貸のほうに傾いていくのも事実。と言うのは、不動産を買うことは基本的に経済が持続的に成長しており、人口増加が見込める社会が前提となっていることは周知の事実。いまの日本で人口減少が避けられない以上、地価価格は東京などの一部を除いて下がることはあっても上がることはない。しかも人口減に伴い空き家はどんどんと増えていく。高いお金を払ってマイホームを購入しても、実際に売るときになったら希望価格(購入時の価格)で売れない前提であれば、マイホームを購入するメリットは一つもないかもしれない。ちなみに実家はバブル期に7,000万ほどの戸建てでしたが、いまは土地価格だけで2,000万前後にしかならないそうです。また、家を買うことにより、ローンと言う多額の借金を背負うことで身動きが取れなくなってしまうことも家を買わない大きな要因の一つ。

幸いなことに、ここ日本ではよほどの都会でなければ部屋を借りにくいということも無いですし、中国のようにマイホームを購入しなければ結婚もできない、子供も学校に通えないという人生のライフイベントに対しての強制力もありません。大企業にと勤めていても一生安泰はもはや時代遅れ、いつ何時、クビになるかもしれません。これら以外にも人生ではさまざまな貧困へのトラップが潜んでいます。そんな状態で家を購入することで数千万の借金を背負うと言うことがどれほど恐ろしいか。

それでもマイホームを購入するのなら

今のところ、マイホームを購入する気は全くありませんが、もし将来、家を持つという選択をするならば、老後のための「終の住処用」に購入します。現状、転職するのか、引越しするのか、子供ができるのか、などのライフプランがどのように変化するのか全く見えないため、とてもじゃないけど多額の借金を背負う気持ちになれません。

仮に55歳で家を購入したとしてもあと20年あります。この20年の間に地価はもちろん、自動車をはじめ、私たちの生活を支えているインフラの概念はガラッと変わっているでしょう。そもそも自分たちが日本に居ないかも知れないし、AIやロボット技術の発達により、仕事の概念も変わっていると思います。

一般的なサラリーマンの生涯年収が2億と言われている時代、数千万するマイホームの価値はどこにあるのか。ただ、億単位の宝くじが当たったらどこかに買うかもしれません(投資用として)。

参考:

このサイトの主張とほぼ同意。

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