セブン銀行で人民元の引き出し限度額が5万円になったことでの影響

 

2016年6月からセブン銀行のATMからの人民元引き出しが5万円となる

半年間もほったらかしだった中国銀行の口座はどうなったのか

日本に帰国してちょうど1年が経過しましたが、中国生活でコツコツと貯金していた人民元はそのままにしていました。たまにインターネットバンキングで年利の高い元本保証型の理財商品(金融商品)を買っていましたが、2月に上海に行ったときに中国で使っていた携帯電話のサービス変更の際にうっかり「国際ローミングサービス」を開通するのを忘れてしまってからはインターネットバンキングも使えない状態でした(インターネットバンキングにログインする際に認証コードが携帯電話のSMSに送られてくるため)。

つまりここ半年間は口座残高も確認することができず、もちろん理財商品の購入もできない状態でした。その間にも以前買った理財商品はどんどん満期を迎えることで解約され、一般口座に振り込まれ続けていたのです。ちなみに中国の普通預金の年利は0.1%ほどであり、これを定期預金に変えるだけで年利が1%以上になるため、この失態はかなりの痛手でした。

半年間も口座にログインしていなかったため、もしや口座が凍結されてしまっているのでは、という淡い不安を抱いていましたが、まあ次回中国に行くときに清算すればいいや、という考えでずっとほったらかしにしていました。

いまでは魅力的ではなくなってしまった中国銀行の定期預金

そんな折、資産運用を人民元だけに頼っていては危険、と言うことで最近になって日本国内で資産運用できる方法を色々と調べているうちに、「日本でも充分に資産運用できそう」という希望の光が見えてきたので、中国に置いてある現金を日本に持ってこよう、という考えに至り、いそいそと近所のセブン銀行に足を運んでみたら一回の引き出し限度額が5万円になっていたのです。

奇しくも中国国内では去年1年間だけで4回もの利下げを実施しており、定期預金に関しては2015年の3月には2.25%/1年あった年利が年末には1.5%まで下がっており、既に高金利というには程遠い水準になっていたことも切り替えを考えた理由の一つです。ただ、無事に出金が確認できたということはとりあえず凍結はされてなさそうです。

ところでなぜ引き出し限度額を5万円まで下げてしまったのでしょう。どうやら以前発生したATMによる14億円の不正引き出しが原因のようです。

参考

セブン銀行などでの海外カード引き出しが1回5万円に制限されるC-STUDY

詳しいところは上のサイトを見れば分かりますが、他の銀行ATMでも上限が下げられたようです。

セブン銀行で人民元を引き出すたびに18元の手数料が発生する

なぜ引き出し限度額を気にするのかというと、「人民元をセブン銀行で引き出すたびに手数料が発生するから」です。ちなみに私が持っている上海浦東発展銀行の場合、一回の引き出しで18元(中国側の手数料)+108円(セブン銀行側)の手数料が発生します。

5万円の場合、毎回の手数料が400円であれば1%弱の手数料になるので、1回の限度額がどれほど重要かわかりますね。

中国に残っているお金の運用方法はどうするのか

既に金利がダダ下がりの中国、しかも現時点で私自身が中国に戻ることもなさそうなので、このまま中国に資産があってもあまり意味はない、ということでしばらくはセブン銀行から日本円を引き出して生活費に当てようと思っていた矢先、まさかこんな結果になるとは思いませんでした。10万円を引き出すのに1,000円くらい手数料で引かれるのでは資産運用どころではありません。しかも1年間の引き出し上限額も10万元(160万円)に規制されてしまった以上、この方法も難しいと言わざるを得なくなってしまいました。

とりあえず、今度香港に行く計画があるので、香港のHSBC口座にでも移す予定です。やっぱり人民元は国際通貨としてまだまだ使い勝手が悪いです。

【2016.9.30追記】:セブン銀行のATM引き出し限度額が10万円になってました。

【2018.05.02追記】:HSBC銀行の口座開設は断念しました。

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