【人生100年時代の備え】日本政府が年金だけでは老後生活が破綻することを認め、国民に自助努力を提言

日本政府が年金だけでは老後生活が破綻することを認めた

5月22日に金融庁が掲載した「高齢社会における資産形成・管理」報告書が一部で炎上しています。報告書案では、人口減少や高齢化する中で公的年金だけでは満足な老後生活を遅れないリスクについて言及(以下に一部抜粋)されています。

夫 65 歳以上、妻 60 歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ 20~30 年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で 1,300 万円~2,000 万円になる。

重要なことは、長寿化の進展も踏まえて、年 齢別、男女別の平均余命などを参考にしたうえで、老後の生活において公的 年金以外で賄わなければいけない金額がどの程度になるか、考えてみること である。

また、報告書案では以下のように公的年金だけでは現役世代と同じような生活水準を送れなくなるリスクについて書かれています。

人口の高齢化という波とともに、少子化という波は中長期的に避けて通れない。前述のとおり、近年単身世帯の増加は著しいものがあり、未婚率も上昇している。公的年金制度が多くの人にとって老後の収入の柱であり続けることは間違いないが、少子高齢化により働く世代が中長期的に縮小していく以上、年金の給付水準が今までと同等のものであると期待することは難しい。今後は、公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある。就労継続の模索、自らの支出の再点検・削減、そして保有する資産を活用した資産形成・運用といった「自助」の充実を行っていく必要があるといえる。

公的年金だけでは足りない可能性があるとかかれていますが、もはや足りなくなるのは間違いありません。

我が家(夫37歳、妻34歳)の公的年金見込み額は月21.3万円

さっそく、三井住友銀行の年金試算シミュレーション(https://www.smbc.co.jp/kojin/special/nenkin/simulation/)で我が家の年金額を予想してみました。その結果、妻が65歳を迎えるときにもらえる公的年金の試算額は毎月21.3万円になります。一般的な生活費は毎月28万円の支出なので37歳時点で間違いなく公的年金で生活費をまかなうことができなくなり、老後破綻してしまうことが分かりますね。全く生きにくい世の中です。

注意
シミュレーション結果についてですが、私は35歳から社会保険に加入したため、加入期間が一般よりも短くなっているので、その分、公的年金の試算額も減っています。なお、妻は出産前まで社会保険に加入していたので、仮に60歳まで専業主婦を続けた場合のシミュレーション結果となります。

65歳で金融資産が3,000万円あり、年率3%で資産運用した場合

以下のグラフは私が65歳時点で金融資産が3,000万円あり、さらに3,000万円の金融資産を年率3%で運用できた場合の試算推移となります。このシミュレーション結果では、妻が65歳を迎えるまでは資産額ががくっと減っていますが、その後、ゆるやかに試算額が増えているのが分かります。仮に人生100年として100歳まで生きた場合でも資産額がほとんど減ることなく、3,000万円近い金融資産が残っていますね。

もちろん金融資産を取り崩しながら生活していけば、たまに旅行に行ったりと少しは裕福な生活を送ることも出来るでしょう。

一般的に老後資金に3,000万円あったほうが良いと言われる理由は以下の記事に書いていますので参考にしてください。

【老後不安】長生きがリスクになる時代、下流老人にならないために老後(60歳)までにいくら貯金すればいいの?

老後破綻を避けるために現役世代の私たちが準備できること

上記のように私たち40代以下の世代は年金の払い損世代であり、65歳を迎えるころにはいまよりも公的年金はもっと少ないことが予想されます。公的年金が期待できない以上、政府が言うように自助努力により老後資金を貯めなくてはいけません。ではどうすれば老後破綻をさけられるでしょうか?

株式投資(投資信託)などで老後に向けて資産形成をしていく

私自身、セゾン投信(【超初心者向けおすすめ資産運用】投資は株だけじゃない、30代からはじめたい「セゾン投信」)を始め、米国株などで一部の金融資産を運用しています。米国株などの資産運用は「いまを裕福にするためではなく、老後破綻を迎えないための資産運用」という位置づけなので、長期投資が前提となっています。

そのため、若いうちから、出来れば社会人になった22歳から長期目線で投資信託などを利用し投資を始めて欲しいですね。目標として30歳時点で金融資産が1,000万円程度になっていると見える景色がだいぶ変わってきます(仮に毎年100万円程度を貯金をしていくだけでも30歳前後には金融資産が1,000万円ほどになっているのでそれほど難しい目標ではありません)。

投資は騙されそうで怖い、という印象を持っている人も少なくありませんが、もはや投資をしない選択肢がない状況にまで追い込まれているのが今の現状だと思っています。多少のリスクを背負わないと残念ながら生活自体が行き詰る社会になってきました。

ブログなどの副業などを始めてみる

パソコンひとつあればネットで簡単に副業が出来る時代になりました。もちろん副業で稼ぐことは簡単ではありませんが、月に100万円以上も稼いでいる人もいます。

最低賃金の概念がない世界、それがクラウドワークス、あなたは使う側? それとも搾取される側?

出来るだけ安定した会社で長く働くこと

私自身、以前の会社の将来性に不安を感じアラフォーで転職をして、前職より経済的や会社の将来性がかなり安定した会社に転職しました。これからの時代、定年が70歳になり、年金支給年齢が引き上げられることは間違いないでしょう。そうなったとき、やはり一番に頼れるのは会社からの給料です。

そのためにはより安定した会社、永く働けそうな会社に転職することは必須になってきます。最近の転職市場は売り手市場であり、私のように学歴のないアラフォーでも人並みに給料をもらえる企業に転職できるようになってきました。そのため、今現在、ブラック企業に勤めている方や、会社の将来性に不安を感じ転職を考えている方にとってはいい時期だといえます。

 

人生100年時代をどう生きるかは人それぞれですが、お金がなくて必要最低限の生活も送れないような人生にはしたくないですね。節約して、仮にお金が余るようであれば、子供たちに相続すればいいわけですから。それにしても「公的年金は当てにならないから、自分たちで対策を取ってね」という国の姿勢は、国民から年金や税金を徴収しておいてあまりにも無責任ですよね。

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