子供が生まれるまで1ヶ月を切った、それでも学資保険はいらないと思う3つの理由

子供が生まれたら学資保険に加入しなければいけない、と考える人は意外に多いです。まるで「学資保険に入らなければ教育費を貯められない」と考えているかのようにみんな学資保険に入っていますよね。

でもあなたが入ろうとしている学資保険、本当に必要なのでしょうか?

我が家でも3月に子供が生まれる予定です。周りの先輩パパ・ママに聞いても大体の人は学資保険に入っている人が多いです。みんなが入っているから私も入ろう、と思う気持ちも分かりますが、学資保険を調べれば調べるほど、学資保険なんていらないなと思えてしまうのです。

学資保険に入らなくても学資保険と同じように教育費をためていけばいい、そんなお話です。

学資保険に入れば教育費が貯められるという錯覚

教育費を貯められるのは学資保険だけではありません。当たり前ですが、学資保険で積み立てていくのはあなたのお金です。保険会社で積み立てようが、銀行で積み立てようが、同じお金を積み立てるのですから教育費は貯まっていきます。

当たり前ですが、毎月コツコツとお金をためられる人は教育費も貯められます。

教育費を貯める方法として、学資保険でなければいけない理由なんて一つもありません。

学資保険はいらないと思う3つの理由

ではなぜ学資保険をいらないと考えるのか、その理由を紹介していきます。

貯蓄型の積立保険にしては返戻率(払い戻し金)が低すぎる

学資保険の中でも特に人気のソニー生命保険の学資保険でシミュレーションしてみました。

我が家のケース:36歳男性、子供が17歳から22歳まで毎年40万円、計200万円もらえる学資保険プランの場合

シミュレーションの結果、毎月の保険料が15,576円、保険料の払い込み期間が10年間で保険料総額は1,869,120円が保険料の払い込み金額です。17歳から22歳までの5年間で毎年40万円、計200万円もらえる学資保険プランという保険内容です。

学資保険もそうですが、貯蓄型の保険はお金が増えなければ意味がありません。学資保険で最終的にお金がいくら増えているのかを見るのは「返戻率」を見れば分かります。今回のシミュレーション結果の返戻率は「107%」です。金額にすると最終的に増えているのは130,880円です。

この金額を見て「そんなに増えているの?」と思ってしまうのも無理はありません。

ではこの返戻率を年率に換算した場合、いくらになるでしょうか。答えはなんと年率0.41%ほどにしかなりません。ゼロ金利時代の中、定期預金よりも圧倒的に高い金利ですね。だから銀行預金よりもお得になる学資保険に入らないと損ですよ。

これが保険の営業が使う営業トークです。私から言わせれば「そもそも銀行の金利が低すぎて、銀行金利を基準にすること自体バカバカしい」のです。

このようにゼロ金利時代なので保険会社もお金を上手に運用できずに、高利回りの貯蓄型保険商品は販売停止か、利回りが低くなってきているのが現状です。同じように学資保険の返戻率も昔に比べ低くなっています。

インフレ率2%で実質元本割れ
安倍政権が進めているインフレ政策をご存知でしょうか。簡単に言えば物価を上げましょう、という政策ですが、安倍政権では物価上昇率を2%と定めています。毎年物価が2%も上がっていったら年利0.4%しかない学資保険は実質、元本割れしてしまう保険商品なのです。

同じ保険会社にお金を預けられる安心感がない

突然ですが会社の平均年齢がどれくらいかご存知でしょうか。答えは約40年間です(参考:「上場企業2,318社の平均年齢」調査)。人間の平均寿命が80年と考えると会社はかなり短命ですね。

学資保険の満期は一般的に子供が18歳を迎えるころなので、保険の加入から18年後になります。学資保険をはじめ、積み立て型の貯蓄性保険商品は満期を迎える前に解約してしまうと、解約控除の手数料がかかり、場合によっては元本(損失を出す)を割ってしまう可能性もあります。貯蓄性の保険商品なのに損をしては意味がありません。

ところで、保険会社は今まで何社破綻しているかご存知でしょうか。1997年に破綻した日産生命をはじめ、8社が破綻しています。その後、すべて外資系の保険会社に引き受けられましたが、あなたが学資保険に加入している期間にその保険会社が絶対に破綻しない可能性はどこにもありません。

仮に破綻した後にどこかの保険会社に引き受けられても、以前と同じ利回りで学資保険を継続できるとも限りません。ちなみに銀行にお金を預けていた場合、ペイオフ制度で1,000万円までの貯金と利息が保証されます。どちらにお金を預けるのがかしこいか、考えなくても分かりますね。

万が一の場合、保険料の払い込みが免除される生命保険の代わりになる学資保険

このセリフも保険の営業が良く使いますが、一般的な学資保険の場合、契約者(たとえば父親)に万が一のことがあった場合、その後の保険料の払い込みが免除されます。今回のソニー生命のシミュレーションで、仮に6年目に万が一の事故が起きた場合、残り5年の保険料が免除になってもたかが934,560円が免除されるだけです。

保険料の払い込みが免除されるお金はたったの100万円です。

生命保険の目安が3,000万円と言われている中、100万円の保険料払い込みの免除はあまりに少なすぎます。これであれば掛け捨ての生命保険のほうが圧倒的にお得です。掛け捨てであれば月1,000円前後で1,000万円の死亡保障が受けられる生命保険もたくさんあります。

生命保険に対する考えは以下の記事で書いていますので参考にしてください。

保険は全く必要ないと考える私が生命保険を検討する理由

学資保険よりお得に教育費をためる方法

ほったらかし運用のセゾン投信でかしこく教育費を貯める方法

私も2017年から毎月3万円を積み立てて、セゾン投信をはじめました。セゾン投信は学資保険にぴったりのジュニアNISAや2018年からはじまった積立NISAを使って毎月決まったお金を自動的に積立することができる投資信託です。

【超初心者向けおすすめ資産運用】投資は株だけじゃない、30代からはじめたい「セゾン投信」

 

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