もし手元に100万円あったら何に使いますか?
投資、貯金、旅行、車の買い替え、ローンの支払いetc…
色々な使い道があるかと思います。
貯金が100万円たまったので投資を始めてみたい
毎月、少ない給料の中から貯金していって、ようやく銀行口座に100万円たまった。100万円を使おうと思えばすぐに使えてしまう。
でもちょっと待ってください。
せっかく苦労して100万円ためたのですから一気にパーっと使うのも楽しいですが将来の準備として「投資」を考えてみませんか。
投資といっても詐欺のような胡散臭い話ではないし、難しいものではなく、お金の使い道は「プロ」に任せてあなたは普段どおりの生活を送る、そんな投資方法もあるのです。
※もちろんここで紹介する投資は強制するものではないし、選ぶのはあなた次第です。
日本は将来、インフレ(物価が上がる)になる?
政府(日本銀行)はしきりに日本の物価を上げようとしています。私は経済の難しい話や細かい数字のことは良くわかりませんが(そもそも数字なんて大嫌いですし)、インフレ率2%を目指す、と日銀の偉い人は言っていますよね。
インフレ率2%ってどういうことでしょうか?
簡単に言えば、モノの値段(物価)を上げるということです。単純に考えればいま100円出せば買えるものを、1年後に102円の価格にしましょう、ということですね。つまりお金の価値が低くなります。
100円のチンゲン菜が102円ださないと買えなくなる
スーパーに行って100円出せば買えていたチンゲン菜が102円出さないと買えなくなってしまうのです。そんな小さな話はどうでもいい? 安いスーパーに行けばいいでしょ? と考えるのなら安いスーパーに行けばいいです。でもその安いスーパーで買えていた98円のチンゲン菜が100円に値上がりしていたら? どちらにせよ、あなたの財布から2円、余分に支払うことに変わりません。
デフレの時代だからこそ貯金の真価が発揮される?
逆にデフレという言葉がありますが、これはインフレの逆の意味で「デフレは物価が下がること」を言います。いまは世の中にモノがあふれていて、モノが売れない時代です。商品の品質も向上したので、家電製品などはなかなか買い換えません。日本の経済も長らくデフレが続いている、と言われていますね。
デフレの時代ではモノの価値が下がる、つまり「お金の価値が上がる」ことになるので、お金を銀行に預けていれば、将来的に同じ価格でより多くのモノを買えることになります。
モノが買えなくなる、だから給料が上がる?
でも最近、モノの値段が上がってきているように感じませんか?
ニュースでも生鮮食品や輸入食品の値上がり報道が頻繁になってきているように感じませんか?
ところであなたの給料は毎年順調に上がっていますか? よくサラリーマンの給料は平均で年1%昇給するといわれています。給料を30万円もらっている人ならば、毎月3,000円増える計算です。
でも日銀が目標にしているインフレ率は2%です。つまり、給料が順調に上がっていっても、世の中のインフレ2%には追いつかず、どんどん買える物が少なくなっていくのです。
大げさでしょうか。給料が上がってもちょっとずつモノを買えなくなってしまう時代なんて来るのでしょうか。
※余談:ピケティのr>gって結局なんだったの?
ピケティの「21世紀の資本」という本がベストセラーになりました。私は難しそうだったので読んでいませんし、そもそも興味もありませんが、彼が言いたかったのは「r(リターン)>g(グロース)」ということ(らしい)です。
r(リターン)は文字通り株式や不動産などの資産運用による利益であり、g(グロース)は経済成長率のことで働いて得る所得のことです。
つまり、資産運用せずにまじめに働いているだけでは永遠に格差は小さくならず、むしろ所得格差はどんどん大きくなっていく、という意味です。たぶんね。
投資の世界で年率2%のリターンはそれほど難しくない
働いても働いても金持ちとの格差は小さくならない。
じゃあどうすればいいの? いまのままつつましく生活していければいい、と考えるのも一つの価値観です。
でも私は自分の将来も心配ですが、家族の将来も心配です。特に来年に生まれてくる子供のことを考えたら、とてもじゃないけどいまの生活でいい、なんて口が裂けても言えません。
だから私は運用をすべてプロに任せた「投資」をしています。今後、この積み立てたお金が20年、30年後、子供の世代になったときにインフレに負けないくらいのリターンで返ってくれば何の文句もありません。だから別に自分が儲けようとか、自分が楽して不労所得を稼ごう、なんて思いもありません(もちろん生活が楽になる分には嬉しいですが)。
そこで私が具体的に取り組んでいる投資(投資信託)と副業について紹介してきます。
セゾン投信は完全ほったらかし運用でリターンは2%!
まず私が子供のための学資保険用として積み立てているセゾン投信ですが、積立してから半年で約2%のリターン(利回り)となっています。
リターン(利回り)は少ないですが、銀行の定期預金より圧倒的にリターン(利回り)は高いですし、何といっても手間要らずは大きなメリットです。

このセゾン投信には毎月3万円、年間で36万円、18年間の積立だと元本は648万円になります。これを2%の複利で運用していった場合、税引き後で749万円(このうち100万円が複利運用によるリターン)になっています。
早めに準備していれば子供の教育費も余裕を持って準備することが出来そうです。
非課税のNISAで運用したら、収益リターンは8.65%!
今年からSBI証券でNISA(ニーサ)をはじめましたが、その運用額は9月末時点で1,005,243円になりました。
このNISA(ニーサ)は年間で120万円まで利用することが出来、株式に関わる譲渡益の税金が非課税となるメリットがあります。
そのNISA(ニーサ)ですが、9月末時点のリターンは+86,958円となっており、リターンはなんと8.65%を記録しています。もちろん日本の株式市場が好調なのが理由ですが、個別株で運用していたらおそらくこんなに高いリターンは望めなかったでしょう。
ブログでアフィリエイトなら、月100万円の副収入も夢じゃない?
3年で課長になるのと、3年でブログで毎月3万円稼げるようになるのどっちがラク?という記事にも書いていますが、ブログを持っていれば、ブログに広告を張って収入を得ることも可能です。
ブログでアフィリエイトはそんなに簡単ではありませんし、私もほとんど稼げていません。ただ、1年まじめにブログを書いていれば、グーグルアドセンスだけで毎月数千円の副収入を得ることは難しくありません。
例えばブログだけで毎月3,000円稼げるようになれば、年間で36,000円になります。これは100万円を年利3.6%で運用した結果と同じリターンとなります。1年後に100万円の価値になっているブログと考えると、あなたもブログを始めてみたくなりませんか?
お金に働いてもらう、という感覚が大事!
いまの日本だったら考えられませんが、バブル時代の日本では日本円の普通預金の金利だけで2%ほどありました。定期預金にいたっては年利6%もあったのです。
1億円の資産があれば、その利息だけで食べていける、と言われていたのがバブル時代だったのです(その時代を生きていないので知らないですが)。
ただ、私は別の国でかつての日本にあった「バブル時代」を過ごしました。もちろん、それは中国だったのですが、当時、定期預金の年利は2%を超えていましたし、一時期3%も超えていました。いまでも2%前後ありますし、元本保証の理財商品の中には年利4%を超える商品もあります(この記事の内容に関係ありませんので、深く紹介しません)。
定期預金金利が0.1%だと仮に100万円預けても利息は1,000円にしかなりません。これでは「お金に働いてもらっている」という感覚は身につきません。
ただ、上でも紹介(ピケティのr>g)しましたが、働いても働いても資本力を持っている金持ちとの格差は埋まりません。であれば100万円からでも投資してみて「お金に働いてもらう感覚」を早めに身につけたほうがいいと考えますが、あなたはどう思いますか?
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